最初から映像と音楽に引き込まれてそのまま凝視してしまった
この2人の関係がわからなくても最初のシーンからこの空間がいびつだと感じてることが伝わってくる。
どこまでが主人公の幻想で、どこからか現実なのか。
こちらへの伝え方がきっとすごく丁寧で
幻覚を見てしまってる主人公、その違和感に悩み、でも信じたい、この1週間だけは信じていようか。
錯覚が起きてる感じがどこか心地いい
奥さんを幻覚だと分かったうえで
この不可思議な現象をドラマチックに衝撃を受けるわけではなく
静かに困惑する日常。
幻想としての彼女に、幻想的になった彼女をいつもと同じように会話する
日常の続き
起こしたわけでもなく、大袈裟なのでもなく、
フィクションが起こした仕掛けが、日常では埋もれてる、想い、関係性、が露わになった感じ。
2人の会話
父親との会話
告白するシーンと同僚との会話