てぃぱんだ

藍色夏恋のてぃぱんだのレビュー・感想・評価

藍色夏恋(2002年製作の映画)
3.5
台湾+青春=胸わしづかみ
(独断の方程式)

この手の台湾映画は本当に大好き。
台湾特有の空気感と甘酸っぱい青春は相乗効果。
映画全体を通して、言葉数は少なく登場人物の想いが明確に分かるわけではないけど、モヤモヤと考えながら大人になっていく姿に共感を覚える。

主人公の心の傷が癒えない一方で、ちょっと明るい未来を彼女が描いたエンディングはきっと苦い青春の終わりのメタファー。モンの緩んだ表情を見て少し気持ちが楽になった。

こんな青春送りたかったな〜。