sak

サバービコン 仮面を被った街のsakのネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

二つの事件に関連性が無く、脚本の意図を理解できなかった。描写量の比重が偏っているため黒人一家迫害事件の方がなにかのついでのように感じる。容易に克服し難いトラウマを負ったであろう両家族の少年が最後キャッチボールをして希望を予感させて終わるが、自分の父親が起こした滅茶苦茶な事件で全てを失ってしまった少年が、生まれ持った肌の色だけで町中から迫害されるような社会をこれから生きて行かなければならない少年が、どうやって前を向いてこれからの人生を歩んでいけるというのだろうか?希望を与える作品に出来ずにキャッチボールで誤魔化しているように感じた。
sak

sak