このレビューはネタバレを含みます
ほら、朝布団から起き上がるとき
私は怯えたことはないし、強いて言うなら「学校やだなあ」とかそういうことばっかりでさ。でも、朝日が登って土の布団から起き上がるときの彼らのことを思ったらさ、朝がくることそのものが怖かったんよな。どこにいるかもわからない神に祈ってたんよな、「どうか朝がきませんようにって」
信念を持ってるから、流さなくてもいい血を流してしまったし、恋人を泣かせてしまったかもしれない。けどそれ実は自分を支える杖になってたなんてさ、''持ってたからこそ''の間違いよな
自分なりの最高の敬意を払ってエンドロールまで見つめようと思った話