地上の接近戦がリアルでこわい！
やっぱり戦争って殺し合いなんだって改めて思い知る。
ドスは銃を持たないって信念を貫くけど、結局は銃を持ってる兵士の助けをしているし、ドスが撃たれそうな時は仲間が代わりに敵を撃ち殺してるわけだし…
これって自分が引き金ひかないだけで、敵を殺してるのと同じじゃない？
「僕もみんなのように戦いたいんです！」って、銃を持たないなら戦地ではジャマなだけ。(もちろん戦争賛成派なわけではないが)
軍需工場で後方支援してればええやん。自己中なニイチャンだわぁって、モヤモヤしながら観てた。
でも、ハクソーリッジでの戦いの凄まじさと、「あと一人だけ、あと一人だけ」と祈りながら仲間や敵までも助けるドスを観てたら、もうそんなことはどうでもよくなった。人が人に、殺されてはいけないのだ。泣けた。
アンドリュー・ガーフィールドは、弱そうで実は強い、こういう役が似合いすぎる！
最後、ドスが乗せられた担架が崖っぷちからおりてくるとこ。バランス崩したら、たぶん、落ちて死ぬ。せめてベルトしろ。
