『ライ麦畑でつかまえて』
の作者JDサリンジャーの半生。
ライ麦畑、バナナフィッシュは名前を聞いた事がある程度
JDサリンジャーの名前は初耳程度の知識しか無かったけど
彼の作品をめちゃくちゃ読みたくなった。
もっと若い時に出会えてたら良かったなぁ。
作中で彼自身も言ってるけど、作家に限らず芸術家と呼ばれる様な…
そして偉大な作品を生み出す人はさ。
やっぱり感性が、その他大勢とは違い過ぎてるんだろうと思う。
それ故の苦悩が描かれた本作。
こんな、その他大勢が当たり前に感じる様なレビューしか書けない人間には
到底理解出来る生き方じゃないから〜
映画観て、彼の脳味噌の中身をほんの少し覗けた様で面白かった。
さようならって、別れて行く2人が印象的。
始まりは同じ方向を向いていたのにね。
なんと遠くまで行ってしまったのだろうか…
彼を引き止める術があるとは思えず
常識からは逸脱した道へ進もうとしていると思っても…
それが彼の幸福ならば、周りは
ただ受け入れるしか無いんだろうな。