何か偉大なものを作り出すには代償がいるし、他人と同じではいられないというのがとてもわかる映画。
そしてそれが作り話ではなく、実際にあった話だからサリンジャー自身が言っていた現実は物語程うまくいかない。をそのまま人生にしているのがとても重く感じる。
けど実際これがほとんどの人間の人生なんだなとも感じた。
私はサリンジャーの小説を読んだことがないから浅い知識しかないけど、これを機に読んでみたいと思えた。
マイニューヨークダイアリーを見た時も、この事実に則った映画でも、きっと実際にもたくさんの人がホールデンは自分だと感じた描写がある。
私も実際に読んだらそう思うのかちょっと怖い。
それはともかく、何も考えずに映画を選んだらまたもやニコラスホルト！
最近知らず知らずのうちに彼の出演作品を観てるのは何かに導かれているのかしら、、？
