『デッドプール』よりも『グリーンランタン』よりも前に存在したライアン・レイノルズのヒーロー役!ゴリゴリモッコリな容姿がまた、映画の繊細さと反比例してかなり異彩を放ってた
ふわふわしていて掴みどころのない人間ドラマなんですけど、エマ・ストーンがとにかくいいのと、次第に見えてくるテーマの純粋さに魅せられて、最後はちと感動
孤独という永遠のテーマ
そして、それを解き放つものについて…
出てくる人物誰もが多かれ少なかれ孤独を抱え、表には出さずとも日常の裏で必死でもがいている
自分の孤独を埋めようとすれば、他人の孤独を作り出すきっかけに繋がったりと、全ての人の孤独が同時に埋まることはないというある種の絶望感を最後に突き付けてきたのはかなり鮮烈でしたね
だからこそ、繋がり合う喜びが引き立つ側面もあったり
とにかく繊細で複雑な役どころのジェフ・ダニエルズとエマ・ストーンの共演がお見事♪
抱えた孤独を不器用にも受け入れながら生きようとする姿が、温かい余韻を残していってくれます
ライアン・レイノルズのモッコリコスチュームがダサくて仕方がないんですけどねw