千利休

快楽の園の千利休のレビュー・感想・評価

快楽の園(1967年製作の映画)
4.4
これはヤバすぎる。ブニュエルもしくはベルイマン的な悪夢が淡々と繰り広げられていくのだが、それが本家以上に悪魔の様相なのだ。リンチほどには非線形ではないのだが、それでも各所に現われるシュールレアリスム的な表現は実に芸術的である。モリコーネの劇伴なのにロックという、なんとも全てが訳の分からない作品なのだが、それがとてつもなくイイのだ。
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