大一

PARKS パークスの大一のレビュー・感想・評価

PARKS パークス(2016年製作の映画)
3.2
始まりかたから吉祥寺の景色の切り取り方がとても心地よい。自分にとっては都民でもないし行ったこともないから映画の中の場所でしかない井の頭公園だがこの映画を見終わった時には不思議な愛着を公園に対して抱いていた。
ストーリーとしてもなんの接点もなかった若者3人が50年前のオープンリールをもとにその続きの曲を現代に蘇らせるというワクワクする内容。50年前のメロディに現代の音を集音して作曲するシーンも素敵。
3人それぞれ自分の中にもやもやを抱えていて、作曲と自分のそのもやもやを重ね出す。
後半に連れて幻想的な演出が多くなり登場人物の情景が分かりづらい印象。
主要メンバーの3人のキャスティングが自分的にすごくあっていて自然体。
最後に聴ける本来の「park music」は心地よい。
大学生活でこんなところに住めるなんて…羨ましい
大一

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