クリーム

ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープルのクリームのレビュー・感想・評価

3.8
子供が主人公なのに大人並みにハードだし、過酷な状況をくぐり抜けて行きます。銃まで扱っちゃいます。リッキー役のジュリアン·デニソン君のとっても可愛いクソガキっぷりが、溜まんない。何も考えずに楽しめる映画でした。




ネタバレ含む↓




何度も里子に出されては問題行動を起こすリッキーが、ニュージーランドの森で生活するベラとヘクターの元にやって来ます。里親のベラが優しく、全てを受け止めてくれて、心を開く様になるが、ベラの死で、ここに居られなくなると知ったリッキーは、森の中へ逃走。探しに来たヘクターが骨折して森でのサバイバル生活を余儀なくされてしまいます。
ベラを失った2人の助け合いが微笑ましく、児童福祉局や警察から逃げ回るシーンも楽しい。疲れた時に何となく観たら癒される、そんな映画でした。ラストが凄く良かったです。逮捕され出所したヘクターをリッキーが更正施設に迎えに行きます。不器用な2人のやり取りに泣いてしまいました。
また、ベラが凄く良い人で、あんな風に子供と接する事が出来たら素敵だなぁと思いました。ベラは、リッキーが何をしてもその上を行くんですよ。めっちゃ格好良かった。早々に亡くなってしまったのは、ストーリー上仕方ないけど、もう少し観たかった。
クリーム

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