このレビューはネタバレを含みます
孤児のリッキー少年が老夫婦に引き取られるが、引き取ってすぐに妻が死亡してしまう。
里親適正無しと判断されて児童福祉局がリッキーを迎えに来るけれど、リッキー少年は反発し森（ブッシュ）の中に逃げ込む。
追いかけてきた夫へクターだが、足を骨折してしまい森の中で数日過ごすことになる。
誘拐と誤解されたへクターとリッキーはそのまま森でサバイバル生活をすることになる。
あまり山場はないし構成が上手いとか伏線が有るとかでもなく、ひねた少年とジジイのサバイバル交流をダラダラと眺めるヒーリング映画。
なぜか細かく章に分けられている。平坦な物語に飽きが来そうで、多少アクセントになっていて良かった。
ラストに鳥を探しに行くけれど、そういえば道中めずらしい鳥見つけてたなー、ぐらいの記憶しかない。オチに持ってくる程のドラマなんて鳥撮影にあったっけ？出来事を粒立ててドラマ的に仕立てたカタルシスは無い。
軍事演習場が舞台になった意味は？
児童福祉局はなにがしたかったの？
おばさんの距離の詰め方がうっとうしいのでリッキー少年は反発するかと思ったけどチョロかった。すぐに死んじゃったけど。
ヒーリング効果のある綺麗な森（ブッシュ）の映像が続く。
やさしい空気感のある映画。
キャラクターに個性があって魅力的だけど、うっとうしいところも。
犬が、、、
出前一丁に謝れ。
