ほんとは昨年末にレビュー大掃除期間を設けるつもりだったのが、色々あって年始にやるはめに…。
溜めるといかんですな。
気をつけます。笑
さぁさぁ、ハガレン行きましたよ。
原作は何年も前に読んだきりですが、今思い返してもすごく面白い漫画だったように思います。
そんなハガレンの満を持しての実写版、どうなっているのか結果から言ってしまいますと………
典型的な日本映画のダメなとこの塊でした。笑
いや、俳優たちの演技が下手なんてことはないと思うんです。
棒読みの人はいなかったと思いますしね。
ただ、やっぱり演出が下手すぎぃ…。
演技演出も下手ですし…、だから俳優たちが下手に見えるんじゃないかなぁ。
カットつなぎ・シーンつなぎも下手すぎて、一連の流れとして不自然なシーンも連発。
一番気になったのがプロップやセットのしょぼさ…。
「日本の映画だから…」なんて言いたくないし、そもそもそんな言い訳が通じないほどの酷さ…。
おもちゃじゃんよぉ、学芸会じゃんよぉ……。
お話としても、言及したくない程これまたひどい。
本当にこれプロが作ったのかい?
本作を観て改めて感じたのが『GANTZ:O』での試みの誠実さと確かさ。
別に実写の可能性を追求するなって言ってるんじゃなくて、作り手の原作へのリスペクトの気持ちの持ち方と、その気持ちの表現の仕方を見習ってほしいなぁと。
作品としても、作り手の意思としても稚拙さを感じさせる映画でした。