大人な映画。
邦画でもこんな雰囲気の映画みたことないかも。
というくらい、内容(まあ浮気とか不倫)に共感できないし、既婚者でも親でもない私には理解できない部分も多かった。
映画の構成についても、分かりづらいところとか(私の理解力のなさもある)、辻褄どうなってるの?っていう部分もあった
でもラストにつれて、新しい理解をすることができた。
私個人は、不倫とかいうことに対して、肯定も否定もしない。それなりには否定側であるけれど。
なんだけど、一言で「不倫」や「浮気」といっても色んな原因の色んな種類があるんだろうなと考えられた。
罪悪感を感じてる「それ」と感じてない「それ」でも多少異なってくると思うし。
また、人の欲とは、例えば心のどこかに満たされてない『部屋』があったとして、その部屋を満たすものや満たす行動そのものを欲と呼ぶのかもしれない。
みたいな。
この題材について、美しい景色と落ち着いたトーンで色々な考えを保たせてくれたが故に、意外とよかった映画だったとなりました。
普通はドロッドロになりそうよね、、
とは言ってもまだ早かった感じ。大人な方におすすめ。