ぜんっぜん期待しないで観はじめたんだけど、いや、これよくできてますよ…
高校生活３年間を描いているからどうしても駆け足になるし、新入部員が入って県大会があって〜っていう同じ流れもやらないといけないし、なんだけど、同じ流れをやらざるを得ないときは前の流れを汲んで２回目だからこそできるものになってたりする。そして、それを見てると自分もこの部活の一員になったかのような気持ちになれる。
そして大会のたびに全部のダンスシーンを見せるんじゃなくて結構カットしつつ進めていくから飽きずに観てられる。
駆け足というよりも、テンポがいい見せ方になってるのが上手い。
人物もチーム全員を描くんじゃなくて、クローズアップすべき人物を選んで描いてるから「これ誰だっけ？」ってなることが少ない。
広瀬すずと、部長（中条あやみ）と、ネクラ（山崎紘菜）と、あと丸っこい子さえ覚えておけば話が分かる。
話の展開も、これが普通のフィクションだったらアメリカ大会なんて出来過ぎでしょwないないwって笑っちゃうところだけど、ところがどっこい実話だから笑えないんだよな…
個人的ベストアクトは山崎紘菜。
調べるまで誰だか全然分からなかったけど、TOHOナビゲーションの人だったのね。
下手くそな笑いを練習するシーンが健気でめっちゃよかった。
広瀬すずと真剣佑が一緒に出てて制服着てると、あれ？ちはやふるだっけ？なんて気持ちになりますね。
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