ビリオネア・ボーイズ・クラブという映画を観た。
本作はポンジスキームという手法の詐欺を働き、一人の青年が財を築き破綻するまでの経緯が描かれている。
しかも、実話だ。
個人的に「これが実話?」と信じ難いような作品は好きだ。
要するに、この映画も好みだった。
僕はこの映画を観るまでポンジスキームという詐欺の手法自体知らなかった。
けれど知ってしまえば至極シンプルな詐欺で、投資者から金を受け取り資産運用して利益を生むとホラを吹く。
そして、同じことを他の投資者にも行う。
受け取った金は別の投資者に利益が出たと言って渡す。
これの繰り返しで儲けてるように見せかけて負債が膨らみ続けるバケツリレーみたいなものだ。
この詐欺については検索すればすぐに知ることができる。
ちなみにWikipediaのポンジスキームの説明には、こう明記されていた。
「最終的には、破綻する。」
この映画は、未来あった一人の青年の全てが破綻するまでを描いた作品。
実話だからこそ感じられる衝撃が、この映画にはある。