デデ

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーのデデのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

熱いシーンが無くて見終わった後になーんも残らなかった。ただ楽しかっただけというか。薄っぺらい。
世間的には評価の低いTLJのほうが、熱いシーンがいくつもあるぶん、私は好きです。
役者一人一人はすごく良いし映像もすごいのに、なんだろう?
変なんだよ、ずっと楽しいし面白いけど、大きな見所が無い。あのシーンもう一回観たいとかがない。
「ダラダラと面白い」っつーのかな?

あと個人的に。
初の女性相棒ドロイドが出てきてちょっと注目したんだけども、その設定に特に意味があるわけでもなく、むしろ古臭い女性観のままだったことが残念。
・「あいつは私に惚れてて困っちゃう」とか相手にされてないのに勘違いする女
・感情的になって人の話を聞かず無茶をする女
・「欲しいものは?」と訊かれた時の「平等な権利」という返答が「呆れた返事」として描かれている
などなど、男性が散々揶揄の対象としてきた女性が詰め込まれていて白けた。

もう一つ言えば、キーラが「オンナを使ってのし上がった」のを匂わせていたのも残念だったし(それ以外に彼女の能力って武術くらいでは)、反乱グループリーダーが若い女性だったのも「いかついと思わせて、実は中身は年端もいかない女子」という古式ゆかしきコミック的設定を使っただけにすぎない気もしてくるんだなー。
昔のことを描くとはいえ、描き方まで昔っぽくならなくても良かったのでは?
デデ

デデ