まろか

忍びの国のまろかのネタバレレビュー・内容・結末

忍びの国(2017年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

大野くんファン的にはとっても満足。まさに大ちゃんまんまだった。初めの弟くんとの一騎打ちでの、余裕綽々チートでまるで踊ってるような軽やかさ、見ていて面白かったしカッコよかった。お国に尻に敷かれてるのも可愛かったし、お国が毒で死ぬシーンは泣きそうになった。あの叫びは心にきた…。

映画としては、期待しすぎましたね。
無門の心情の変化について行けなかった。そんな平兵衛との一騎打ちや言葉で心動かされる?十二家評定衆に躍らされて、怒る?平兵衛のことを可哀想と思うのはなんとなくわかるけど。動機が薄く感じた。

あとラスト2曲の劇伴が最悪だった。平兵衛との一騎打ちのシーンが特にもろ「いいシーンでしょ?」って曲で醒めた。感動シーンで感動させようとする、まんまな曲ばっかり。音楽で入り込めなかったのもあったかな。タイトルバックとかアクションシーンの劇伴はすごく好きだからよりショックだった。

キャスト陣の演技もアクションも話のテンポも、斬新なカメラワークも良かったんだけど、肝心のストーリーが微妙。
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