このレビューはネタバレを含みます
時代劇だけど、女性も子供も
楽しめる映画。
コメディタッチのアクション映画だと思っていたら、それだけじゃなかった。
最初はどちらかというと
伊賀者の人でなし具合がひどく
織田軍(伊勢)の方に肩入れしてしまいそうなほどだが
お国に背中を押され
無門が大勢の忍者を引き連れて
戦へ向かうところから
一気に伊賀、無門に気持ちを持っていかれてワクワクする。
特に、無門と平兵衛の「川」は、見たこともない接近戦で、あまりのスピードに殺陣が見えないほど
あんなにも、観客が息を飲み緊張しながら見いってしまうアクションは他に無い。
それが山場かと思ったら
お国を失ってしまいそうになった無門の聞いたこともないような
叫び声に、劇場中が静まり返り、胸が苦しくなるほどだった。
また、映画館で観たいと思った
初めての映画だ。
