予告よりも面白いと嬉しいね!
原作の「銃夢」は見た事ないんだけど、とにかくジェームズ・キャメロンがこの作品の脚本を書き始めた時に娘が13歳ということで父親から見た娘の成長がバリバリ重ねてあるんだってね。
そんな事をどこかで知ってから観たんだけど、もうそういう目線の映画にしか見えなかった。笑
そしてキャメロンの理想の強い女性像最新版がアリータってことで、ここまで強いと“強いってこと自体”でもはや映画になるんだね。
あれれ、でもこれを書いてて自分でもおかしなことに監督はあくまでロバート・ロドリゲスなんだけどね、ついついジェームズ・キャメロンの匂いに鼻が向いてしまう。
だからかな、ザパンが追ってくるシーンなんてほとんどT-1000が追いかけてるように見えてたからね。自分には。笑
あと意外とアクションシーンが見やすいし、あの大きい目にもすぐ慣れた。
記憶を失って真っさらな子供の眼差しで世界を見つめ、有りのままに映していくアリータとその大きい目が重なってたから違和感なかった。
むしろこういうの増えていったりしてね。
キャメロン親父目線で観ればこの作品でこれはこれで完結してるように思えたから続編が作られようと作られまいと、終わり方にあまり不満は無かったかな。