NobumitsuNisida

メイズ・ランナー:最期の迷宮のNobumitsuNisidaのレビュー・感想・評価

3.0
ヤングアダルト作品の小説がもともとらしい。ヤングアダルト作品とは日本でいうライトノベルにあたるのだとか。

小説のジャンルはどうであれ、ティーンエイジャーものであることは間違いない。
もう、三十路を過ぎようとしてる自分だが、映画鑑賞に年齢は関係ないと個人的に思っている。

いつの時代でも、理由や動機はなんであれ若者は大人に搾取される。
それに立ち向かう若者たち。

自分の気持ちをなんとも形容できないけど、何か感じる。反抗心なのか自立心なのか、単なる怒りや憎しみなのか。

物語は囚われた友人を救出することを軸に展開されていくが、限定された大人社会対自分達の理想郷を求める若者たちという構図が自然と浮かび上がってくる。

注目すべきは、限定された大人社会には属さない大人たちが、必ず存在していて、若者たちを助けてくれる。

自分も限定された大人社会の一員ではなく、泥臭く若者を応援し続けたいものだ。笑

いや、待て。自分はまだ若い。笑
NobumitsuNisida

NobumitsuNisida