柊

メリー・ポピンズ リターンズの柊のレビュー・感想・評価

3.8
メリー・ポピンズといえばジュリー・アンドリュース!というのは自分の中ではどうしても外せないんだけど、それでも珠玉の映画に仕上げられていて満足です。
オープニングから、古い映画を彷彿とさせる懐かしいフィルムの感じなのがいいです。気持ちがほこほこになります。
エミリー・ブラントの美しさは眼福だし、その歌声も安心して聴いていられる。
楽曲はディズニーらしく、真っすぐ過ぎるほどのメッセージ性。この曲たちを「そんなにうまくいくわけないよ」という拗ねた気持ちで聴いてしまうのはあまりに切ない。
実写とアニメーションを融合させたシーンや、点灯夫たちによるダンスシーンにはめっちゃワクワクさせられました。
CGでなんでも表現できてしまう昨今、沢山の練習、リハーサルを積み重ねて作り上げたであろうシーンは観ている方を不思議なほど幸せな気持ちにさせてくれます。

メリル・ストリープ、コリン・ファース、アンジェラ・ランズベリーの登場もさることながら、ディック・ヴァン・ダイクの姿勢の良さ、そしてダンスにびっくりしたよ!

前作の楽曲がワンフレーズでも流れてくれたら…ジュリー・アンドリュースがちょこっとでも居てくれたらとも思ったけどそれは叶わなかった…。寂しいけれど仕方ないですね~。
柊