メリー・ポピンズ リターンズのぱんでみっく太郎のネタバレレビュー・内容・結末

最大のネタバレ:コリン・ファースがむちゃくちゃ悪どカッコ可愛い。ヴィラン系コリン・ファース属性全部盛り。最高。すき。


ストーリーも演出も曲も衣装も、セットに至るまで良くできており非常に目を楽しませる事に長けた作品だ。メリー・ポピンズや彼女の友人達は失敗やアクシデントに付き纏うネガティブな感情を発想の転換とちょっとした奇跡によって彼方へ飛ばしてしまう。
大人になったジェーンやマイケル、そして子供達は彼女の存在によって救われ、映画は圧倒的ハッピーエンドを迎える。

ただ視聴後のなんとも言えない感覚がエゲツない。（こればっかりは極めて個人的な感覚で、きっとこれを感じない人間は多いだろう）
ハッピーな映画を見た後というよりも「とてつもないハッピーなモンスターに襲われた」って感じだった。

この作品の終わり方は、本当にこれで良かったのだろうか？
映画館を出てなお、うまいこと言葉にできない違和感がべったりと纏わり付いている。