その記憶は本当に正しいものですか?
40年前の失恋の記憶を、自分の都合のいいように書き換えてしまったおじいちゃんのお話。
ジム・ブロードベント演じるトニーの、なんとなくめんどくさい嫌なおじいちゃん感が堪らない。多分、トニーは若い頃からそういう人間だったんじゃないのかな?ベロニカとの関係も上手くいかなくなり失恋。違う女性と結婚したものの離婚に至っているあたり、人間性に問題があるんだろうな~って予想はつく。
40年経った今、昔の自分の書いた恐ろしい手紙によってそれに気付くシーンは、ネタバレと言うより過去の自分に復讐されてる感があり、めちゃめちゃスッキリした!だからって、いきなりいい人に変わるってのは難しいとは思うけどね…。
この映画を観たのはエドワード・ホルクロフト目当てだったんですけど、彼は若い頃のベロニカのお兄ちゃんでした。チョイ役だけども観といて良かった。