タコス野郎

手紙は憶えているのタコス野郎のレビュー・感想・評価

手紙は憶えている(2015年製作の映画)
3.8
自分のことさえも覚えているかいないか曖昧な老人が、手紙の情報と友人の手助けを受けながら家族を殺したナチヘ復讐しに行く。

この内容を90分ちょいに納め、ストーリーも退屈せず落ちもしっかりとしていた。認知症で自分の昔のことがわからない、信じたいことだけ信じて突き進んでいくなかで、落ちはビックリでした。

ナチス信仰者もそうじゃない人も、興味ない人も色々いていいけど、違う考えを持つ人と同じコミュニティで過ごすのはそれなりとリスクと責任が必要。そういった意味では老人ホームってヤバイですよね(笑)。カオスでしかない。

痴呆になりたくない、今日この頃。