くじら

オペレーション・タイフーンのくじらのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

 独ソ戦に興味があるので見た。
 第二次世界大戦を描いた作品で対ドイツを描いた作品はナチスが残虐で批判されるべきものであるが故に、自国の兵士を英雄視したものや単純な正義と悪の戦いになってしまう傾向がある気がする。この映画もそんな感じで少数部隊が親衛隊に殺されそうになった村人たちを救い、燃料を爆破するという単純な犠牲ありロマンスありのヒーローストーリーになっていたように思う。
 この映画のひねり?は中国人風の男の催眠術?と女性の活躍だと思う。催眠術なんだったんだ。ロシアでは実際に女性兵士がいたそうだし、地雷の処理とか、潜入の時の言葉のイントネーションとか降下作戦とかみんなが知ってる第二次大戦の要素てんこ盛りにしたって感じだった。
 にしてもせっかくドイツ人はドイツ語話してるのになんで二重音声にしたんだろ?第二次世界大戦は言葉が話せればスパイになれる戦争だったことでも知られているのに、わざわざ音を重ねなくても…。
 あとこういう作品を見ると歴史の勉強をもう一度やり直さなきゃなという気持ちになる。
くじら

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