冒頭ルカ24章の引用、不思議に思ったのは記憶がたしかなら助祭はたしか23というあだ名で呼ばれていた。なんで一緒にしないのだろう。2001年宇宙の旅HAL,IBMの一歩先を行くの一文字スライドに似たニュアンスを感じる。24を國村の象徴としてその一歩前の段階、ラストで取り込まれる前フリか。
あとルカ23,24章分け自体は後世に作られたそうで、内容自体は本来繋がっているらしい。
キリスト云々はみんな語っているので置いといて、冒頭で釣りをしている國村、ご丁寧にエサをつけている描写、祈祷師のエサに食いついたなというセリフ。2人は同じ絵図を書いているはず。
わかりにくくしてるのは國村、祈祷師の表情、怪物的な佇まいの合間たまにすごく小物的な、小悪党的な表情をするので、彼らは超人ではなく能力はただのはったりだと観客にミスリードさせる。所詮キノコのせいでみんなおかしいのだと。観客と六角さんみたいな人はその辺を見誤る。
彼ら3人は本物、モノホン、と最初から考えたほうがわかりやすいかもしれない。
