ナ・ホンジン監督のスリラー・サスペンス。
韓国のとある田舎の小さな村。ある一人の見知らぬ男が現れてから不可解な事件が発生し始め、村人たちが惑わされる。
"疑うこと"
最後までどこにどう乗れば良いのか分からない作品だった。キリスト教の宗教観をモチーフにした"韓国版エクソシスト"のようにも思えるし、パンデミックものや、反日感情を利用した作品にも思えた。
ナ・ホンジン監督作品ということでヴァイオレンス・グロ描写は覚悟していたが、本作はグロよりゲロ。汚くて何度か目を背けたくなった。
國村隼の圧倒的な存在感。何か読み取れそうで何も読み取れない、不気味な表情が印象的だった。日本人でなければ成立しない役柄だったと思う。
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