コクソンと呼ばれる田舎の村で立て続けに殺人事件が起こる。警察官のジョングは、山奥に住む謎の日本人に疑いの目を向ける…。
先の読めない展開に、國村隼の強烈な存在感。ホラー映画らしく最初から最後まで不気味な雰囲気を放っているのだが、エンターテインメントとしてもずっと面白い。
ただ本当に怖すぎて途中から泣きそうになった。恐怖と笑いは紙一重とは言うが、今回は「笑える」と「怖い」がせめぎ合ってギリギリ「怖い」が勝ってる感じだった。こんなに怖くて面白い映画がこの世に存在していいのか…。これもし映画館で観てたら間違いなくトラウマになってたと思う。
ポスターに「疑え。惑わされるな。」と書いてあるように、ストーリーのネタバレはできない。ただ震えるくらい面白く、震えるくらい怖かった。それだけでも分かってほしい。大傑作。
