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哭声 コクソンのぴのネタバレレビュー・内容・結末

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

先週アシュラを観に行って、韓国映画ふたたび!って感じだったけど、2つとも濃くて後味最高の作品だったし、色々なファンジョンミンを観られて良かった。

常に画面が汚く暗め(=かなり演出が凝ってるという意味。大好き)なところ、スプラッター&ホラーなのにかなりコメディー要素をぶっ混んでくるところ、残虐性・動物愛護系が際どそう・人種系も際どそう・胡散臭い宗教丸出しなど色んな方面の規制 ギリギリをいってそうなところ、子役の演技力のハンパなさ、何といっても大騒音ウルトラハイテンションエクストリーム大祈禱などなど…混沌とした詰め込み具合が最高だったし、このヤバさから目を背けずに直視できた人しか、後に待ってる様々な解釈を楽しむことができない感じが良かった。祈禱シーンの発狂具合、ほんと大好き。

國村隼さんの演技力、本当に鳥肌がたった。多くを語らず無表情で静かに物事を見据えてる描写、他の韓国人キャストと対照的に描かれていた気がした。自分が日本人じゃなかったら怖さ10割り増しだったと思うけど、日本語わかると神父見習いの日本語の覚束なさが分かるのでこれは絶対に得!

展開してくにつれて前のシーンの描写どんどん見返したくなったから、また観たいなぁ。あわよくば円盤手に入れたいレベル。
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