りょうた

哭声 コクソンのりょうたのレビュー・感想・評価

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
4.2
谷城〈コクソン〉で人間が死んだとの報告を受けた警官ジョングは現場に向かう。あまりにも無残な遺体に衝撃を受け、おまけに狂乱した男女に襲われる。ただ事ではないと思い、ジョングは部下とともに警察署で夜まで真相を探っていると、停電し、窓の外には裸の女が立っていた。そして、翌日、その女は首を吊って死んでいた。次々と広がる負の連鎖をジョングは止めることができるのだろうか。

ナ・ホンジンは観る人によって!様々な見方ができる映画だと言っていた。その言葉通り、様々な解釈が可能な映画だった。結局誰が敵なのか、味方なのか。結論を出そうとすると、他方で矛盾が生じる。そこに幻覚キノコの存在。

悪霊だとされていた日本人役に國村隼が起用されている。作品内とは分かっていながらも、扱われ方に少し冷や冷や。
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