『カウボーイハットが置かれた時』
予告の段階から楽しみにしていた作品です。
あのブラッドリークーパーが監督をし、役者としても出演する。
そして、あの素晴らしき歌声のレディガガのタッグということで。
映画はじまって序盤から、唸るギターサウンドが炸裂!!
鑑賞している自分としては、体内に駆け巡る血液の温度が上昇していく感覚と、また躍動感のあるリズムが心臓の鼓動と重なっていく。
その瞬間から僕の二つの眼球はスクリーンと時空間への食いつき具合がより濃厚になる。
お気に入りのシーンは、スーパーの駐車場でレディガガがクーパーの前でアカペラで
歌うシーン。
自信のないレディガガをクーパーが励まし、やがてスターへと駆け上がっていく。
単なるサクセスストーリーではない。
そのスターへとなっていく裏側には、光となれない影の部分も厳然と存在していたんだと。
感じさせる作品。