このレビューはネタバレを含みます
ジャクソンが自殺した後に兄が呟いた一言……
誰も悪くない、しいて言うならジャックだよ
これがこの映画の全てかなぁと。
映画というストーリーの中で、誰もが壁となりうるような流れの中で、誰も壁にはならず、むしろ誰もが助けてくれる優しい世界。
しかし、本作はそんな優しい雰囲気ではない。むしろ、どこか常にハラハラしてしまう。
その原因は誰かと考えるならば、やはりジャクソンに他ならない。しかし、ジャクソンが悪か?といわれると、そうではない。
この映画の悪の象徴って、よくよく考えたら酒だよねぇ。