「スター誕生」については過去作を全く観たことなかったので、新鮮に楽しめた。
特に終盤の展開に関しては、「ええ…そういう話だったの…」と心底驚いてしまった。
冒頭、バーに着く前にジャックの車の窓から映るあるものを思い出して再度ハッとした。きっとこれはジャックの物語だったんだ。
ただいかんせん、目の前の問題を投げやりに解決していってるような点がいくつも気になってしまう。それはサクセスストーリーとして致命的な気がする。
これは個人的な趣味かもしれないけど、成功してからのアリーの歌、とくにリリックに関しては自分も陳腐だなぁと思ってしまった。そこに対するアリーの向き合い方が何も見えなかったのが残念。
しっかしブラッドリークーパー、演技も良くてこんな映画も撮れて、音楽もできて、とんでもねぇな。
