Kurumi

アリー/ スター誕生のKurumiのネタバレレビュー・内容・結末

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

部外者は絶対に何があっても2人の関係に口を出してはいけない。たとえ物凄く偉い人であっても、恩師であったとしても。
ふたりのことは、ふたりにしか分からないのだから。その何気ない一言で変わってしまうことだってあるの。迷い引き裂かれる原因になり得るのだってことを知ってほしい。
あなたのためを思って言ったのよ、と出た言葉が誰かの人生や心を壊すんだから。
少し立場は違ったけれど、まるで自分たちのようだった。離れろ、優しすぎる、愛しすぎている。そんなことこっちが決めるわ。今ならそう思えるけれど、あの時は周りが見えず他人の言葉に殺され、消えてしまった。
彼は頭が良かったから今生きているのかもしれない。
ふたりの間にあったことは今になってもfakeだったのか、なんだったのか分からないけれど、生きていてくれたから私はそれで幸せ。
それから一緒にいなくても、二度と1人にはしないと心に誓った。もう絶対に。遠くの場所で私がモンスターと戦うから、あの人は優しい場所で美しい音を鳴らしていればいい。
Kurumi

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