インドっぽくないむしろ韓国っぽいスタイリッシュ・クライム・サスペンス
60年代に41人を殺害した連続殺人鬼ラマン・ラーガヴに影響された狂人と、ヤク中警官のお話です。
ミュージカルはなく、重々しい雰囲気とスタイリッシュな演出、BGMで魅せる作品。
が、韓国映画と違い、流石にバイオレンスシーンは撮さないのが残念でしたw
殺人鬼ラマン・ラーガヴに影響され、あちこちで殺人を犯している、額にキズのある男。
妹一家すら躊躇なく殺して、ふらふらとしている。
そんな男を追うのは、ヤク中の警官。
自首しに来た男をボコって終わりにする等、どうしようもない野郎である。
が、男はそんな警官に興味を抱き始め……
殺したいから殺した
制服や宗教や正義などではなく、本能のまま
こういうのが一番怖いですねぇ。
しかも警官が無能で全然捕まらない。
あの物凄い人口密度の国で逮捕なんて難しそうだけれど、そこはなんとか頑張れよ、と!!
韓国と同じような闇を感じました。
が、映画としては韓国と違いグロも無い為、つまらなくはないけれど長いな、って印象。
これなら100分以内にはまとめて欲しかったです。