このレビューはネタバレを含みます
周りの人と"違う"ってすごく生きづらさを感じると思うけど、その中でどう振る舞って生きていくのか、教えてもらった気がします。
オギーを思う家族の姿も暖かいし、オギーばかりに目を向けらることに対して寂しさを感じていたり、友人と上手く行かない姉にも焦点が当てられていて、作品の感動具合が増しました。
人は弱い生き物だけど、思っているよりも優しい人は周りにいるし、友達の声よりも自分の意思を尊重して動くかっこいい人もいる。
最初は敵であっても、自分の振る舞い次第では味方になる。
現実では難しいけど、恥ずべきことがないのなら、堂々と自分らしくいたらいいのだなと思いました。