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ワンダー 君は太陽のサトシのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.3
スティーブン・チョボスキー監督、ジュリア・ロバーツ主演のアメリカのドラマ映画。キノフィルムズ配給。

オーガスト(オギー)・プルマンはトリーチャーコリンズ症候群が原因で顔の形が変形しており、27回の手術を受けるなど長らく入退院を繰り返していた。容態が安定したオギーは学校に通うようになるが、クラスメートたちの差別によるいじめを受けてしまう。オギーは自分の顔が普通ではないことを嘆いたが、両親の励ましを受け立ち直り、学校生活に適応するため、家族に支えられながら懸命に行動を起こす。当初、オギーの顔の形がみんなと違うと差別していたクラスメートたちも、彼との交流を通して「人間の内面の価値には外見で推し量れないものがある」ということを学んでいき、相互理解を得るようになる・・・。 

【キャスト】
オギー:ジェイコブ・トレンブレイ
イザベル:ジュリア・ロバーツ
ネート:オーウェン・ウィルソン
校長:マンディ・パティンキン
ブラウン先生:ダヴィード・ディグス
ヴィア:イザベラ・ヴィドヴィッチ
ミランダ:ダニエル・ローズ・ラッセル
ジャスティン:ナジ・ジーター
ジャック:ノア・ジュプ

Netflixにてようやく鑑賞。
素晴らしい作品でずっと眼を潤ませて観ていました。
トリーチャーコリンズ症候群について本で読んだ事がありますが、身近に知り合いがいないので、自分でもジャック達のような表情をしてしまうんでしょうね。
オギー役のジェイコブ・トレンブレイが非常にリアルに大役を演じきっています。スター・ウォーズが好きで髪型もオビ=ワン?を真似ていたり、頭の中が一杯でチューバッカが登場してくるシーンも子供の気持ちを映し出しているなと感じました。
オギーが学校に行くのを後押しして見送る両親の表情が良かったです。
ジュリア・ロバーツは派手な私生活の印象が強いので、イメージと違う役柄を演じていて改めて凄い女優を感じさせられました。父親役のオーウェン・ウィルソンは人の良さそうな役柄はハマっています。
色々な人の目線で進行していき、家族愛、友情、恋愛が見事に描かれており非常に分かり易かったですし、感情移入できました。
ヴィアの恋人のジャスティンはナイスガイで見ていてこちらが気持ち良かったです。
オギーなら宇宙飛行士の夢を実現できるんだろうなと、こちらがパワーを貰えました。
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