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ワンダー 君は太陽のmoのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
3.8

『人をいたわれ。みんな闘ってる。』


生まれてから顔に27回もの手術を施した10歳の少年・オギーは人目を気にして自宅学習をしていたが、母親の提案で学校に通い始める。
オギーと、オギーを取り巻く人々の迷いや葛藤を描いたヒューマンドラマ。


とにかく、人と違う子を持った親の心配は尽きることがない。
お父さんとお母さんの頑張りには本当に尊敬する。
そしてお姉ちゃんの優しさにも。


この作品の面白いところはオギーだけでなく、オギーを取り巻く人々の目線からも物語が語られるところ。

家では手がかからない子として頑張ってきたオギーの姉ヴィア、ヴィアの親友のミランダ、オギーのクラスメイトのジャック…
確かに、オギーの悩みは人と違う。
だけど日々、悩み迷って、頑張っているのはみんな同じだ。


個人的にオギーとジャックの絡みが可愛すぎてそこだけで高評価になる作品。
ジャックの「見た目にはすぐ慣れる」って言葉が幼いのにすごいなぁ…と。
オギーを含め、みんなちゃんと謝れるところも偉い。
間違うことはあっても根は良い子しかいなかった。

老若男女、映画好きにもそうでない人にもみんなにオススメできる一本。
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