あきら

ワンダー 君は太陽のあきらのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.5
先天性の疾患で顔を20回以上手術したオギ少年が主人公で、普段は顔を見られないように誕生日プレゼントで貰った宇宙マスクを着けて生活します。そして親の勧めにより学校に行くことになりますが周りには奇異の目で見られて何度も辛い思いをしますが、中にはちゃんとオギーを友人として見てくれる子もいて、最終的にはオギーの周りはたくさんの友人で溢れます。この『ワンダー』というお話はここまでならば他にもありそうなよくあるハッピーエンドの良い話で終わってしまいそうだったのですが、オギーを太陽、その家族を惑星と捉えて周りの重要人物一人一人に焦点をあてて物語が進んでいきます。この点が良かった。特に私は男友達のジャックの視点が好きで、彼は一度オギーにひどいことを言ってしまいますが、彼は子供ながらちゃんと人を見る目がある素直な子なのだろうなと思いました。
ぜひ映画館の大画面、良い音で見てほしい。Jack Whiteの曲がbgmで聴こえてきて「曲のセンスもいいのか!」と驚きました。
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