生きていく上で大切にしたいなと思えることがたくさん詰まっている映画だった。
私が特にグッときたのはなんで僕は醜いの?と聞くオギーに対して母親が「私のこのシワはあなたの手術の時にできたもの……顔は過去を表す地図だから決してあなたは醜くない」と伝えたところ。オギーのことを揺るぎない気持ちで肯定していることが伝わってきてかっこよかったなぁ。
他にもこういうはっと気づかせてくれるセリフや場面がいくつもあった。
登場人物がみんな葛藤を抱えながらも優しくてあたたかい気持ちになれる。
最初はもっとオギーに焦点を当てて欲しいと感じたけど、思い返せば返すほどそれぞれの視点から描かれているからこそ深みがあったし、リアルだったのかなと改めて思った。
見返すとその度にもっともっと新しい発見があること間違いなしなので必ずもう一度見返したいと思います!