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ワンダー 君は太陽のmoridonのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.7
2時間のうち、ほとんどの時間目に涙を浮かべながら観てました。いわゆる"感動ポルノ"とはもう一線を画した作品だと思う。

エンディングの曲の歌詞がまさにこの映画の全てを表していて素晴らしい。

It's like I got brand new eyes, and I can finally see what has always been right there in front of me.
And with these brand new eyes I'll take in everything and I will finally see me.

作中でも語られている"見る"ということの大切さ。人が誰しも持っている二面性、それを知ることで今まで見えなかったものが見えてくる。まるで太陽に照らされたかのように。

オギーも色々な視点で自分を見てくれる人たちに触れて、やっと自分自身を"見る"ことが出来たんだと思う。もう仮面はいらない。自分の顔を見ないようにしていたのは他の誰でもない、自分だったと気付いたから。

個人的にはヴィアに1番感情移入して見入ってしまった。"君は太陽"のダブルミーニングには唸りました。
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