芹沢由紀子

ワンダー 君は太陽の芹沢由紀子のレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
3.4
プライムでただで観れたし、やったらと評価が高いから見てみた。
ずるい、ずるいじゃねーかよ!!
不純物の全くないダイアモンドみたいにベッタベタな映画を作りやがって!
頭ではこんな計算されつくした茶番な映画なんぞに感動してやるものかと思っているんだけど、目の前にかわいい柴犬のコイヌがいたら、かわいがるよね!我慢できないよね、だよね。人間だもの。

泣いてたわ。私、最初から最後まで。
子役が可愛い。全員かわいい。教師は全員いいひと。夢がいっぱい詰まってる。
ただ両親はジュリアロバーツで、オーウェンウィルソンである必要性は全くなかったな。まあいっか。
小学校の全体授業とか学園祭で鑑賞すればいいんじゃないかな。情操教育とか道徳の時間に。
ふと顔に障害のある人たちを収めた写真集「ジロジロみないで」を持ってて思い出したんだけど、その本の中にも地元で壮絶ないじめを受けた息子を、私立の金持ちが通う音楽に特化した都内の小学校に転校させた両親の苦労話が載っていて、そこでは一切いじめはなくなり息子は音楽の才能を開花させ音大教授にまでなってた人がいたので、学校の品格やレベルは大事だなと思う。
芹沢由紀子

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