りーん

潜水艦クルスクの生存者たちのりーんのレビュー・感想・評価

3.7
あの子の目に映り記憶に残ったものは何だったんだろう。
ヴィンターベタ監督は静を多く捉えるイメージがあるけど、これもまた静かで重々しく沁みた。
画面の幅が変わるのと、音楽の入りが印象的。
舞い降りた希望からすぐさま失望に突き落とされる。寒さと疲弊で顔色の悪くなった乗組員たちが観ていて辛い。
個人的に忘却は死だと思っているから、どうか忘れないでほしいとあの子に願う。
「よくやった」と言って手渡してくれたものに、私も「ありがとう」と思った。

マティアスさんのInstagramでオフショ見つけてずっと観たかったの、ついに観れて嬉しかった。好きなヨーロッパの役者さん何人か出てた。
りーん

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