Kursk(原題)の作品情報・感想・評価

「Kursk(原題)」に投稿された感想・評価

zogli

zogliの感想・評価

2.4
ハンターキラーがより楽しめるようになるスパイス的作品になりうるけど愉快ではないので万人には薦め辛い映画

2000年に実際に起きたロシアの原潜沈没を題材にした作品で、2018年のTIFF(トロント)で上映されてレビューが上がってきて気になっていたからマークしてたんだけど1年経っても全く日本に入ってこないのでUS版円盤購入

ロシア海軍の北方艦隊の話だけどバレンツ海とかポリャルヌイとか2019年にハンターキラーで学習した地名が出てくるので耳馴染みがあって取っ付きにくい感じはなかった

明るい話では無いのをはじめから分かってて観たのだけど、期待よりは心動かされる要素が無かったのが残念

賛美歌で始まり賛美歌に終わるのは良いとして、出航の時も賛美歌だったのでその時点でもう史実を知らない人へのネタバレ感ある(実際の乗組員へのRequiemの意味もあるのだろうとは思う)

直接的な絶命シーンは無いのでそこまで悲惨では無い

ロシア人役をベルギー人やドイツ人やフランス人が演じていてみんな英語を話しているので違和感もりもり(まぁこうするしかなかったんだろうなとは思う)
水が流れ込んでくるとか室内で爆発があるとか水中作業シーンとかがあるので撮影で金はかかったんだろうなーとは思うけど画面やカメラワークに面白みはあまり無いし、人間模様を描くにしても(冒頭で結婚式やった割にパヴェルの奥さんとかはその後出てもこなかったり英国側・NATO側の話もアッサリし過ぎてて思い入れも抱けないし)なんだかちょっと半端な感じなのでドラマとしても微妙
コリンファースの無駄遣いじゃないのかなー 子役の演技は良かった


ハンターキラーにおける『内部から損傷して沈没した潜水艦』『沈没したロシアの潜水艦から生存者を救出する』あたりの要素はこのクルスクのオマージュなのかなと思うし、救助の協力の手を差し伸べられても自国の軍事力・技術力が他国に知られないようにそれを断った実際のロシア海軍と違って『政府高官や軍上層部の命令でなく現場の判断で米艦が他国艦を救援』した部分はタランティーノじゃないけどif感があって、Once upon a time under the Barents Seaみを求めてハンターキラー 観直したくなる

一般人がおクスリ打たれて運び出される描写とかあっておそロシア〜!ってなったけどまあ実際のロシアもそんな事してそうだからな

ざっくりしたケーブル編みのブルーのセーター着てるマティアススーナールツが良かった
冒頭の結婚式でマティアス(スーナールツ)がマティアス(シュヴァイクホファー)に指輪はめててなんだ?と思ったけどロシア式の結婚式ってあんな感じで第三者が指輪するの???
アウグストディールほぼ最初の方しか出てこないし結婚式のスピーチくらいしか見せ場がなくて残念
tempra

tempraの感想・評価

-
飛行機の中で、寝る前に観るものではない。。
字幕なしだったのでディテールは分からないものの、絶望的な状況に、さらに絶望が重なっていく。。
面白かったけど、どんよりします。。飛行機という密室の中で、寝る前に観るものではない。。
飛行機という密室の中こんなの見るとホント息苦しくなっちゃいます。
しかも結末が結末だから…
TNB

TNBの感想・評価

3.3
・通貨ウォッカ
・子供の演技がいい
・国の機密事項と人命と
・佐久間艇長ロシア版?
・判断は迅速に行い、現場の意見を通すことが必要な場合もある
・海軍は家族であり海軍である

Eva airのCAさんが美人ばかりでした
水曜日

水曜日の感想・評価

2.7
2000年に起きたロシア原子力潜水艦「クルスク」の爆発事故。生存者が海底で生存のために戦うなか、ロシア政府は他国海軍の援助を拒否する。潜水艦内、残された家族とロシア政府、イギリス(NATO)救援艦の3軸で話は進む。

引き揚げられたクルスク艦内のメモと、イギリス海軍のラッセル代将の記録に基づく。

苦闘するマティアス・スーナールツ、水兵、待つ家族たち…ロシア海軍の無責任ぶりに観客は苛立つ。また救難艇を持つ英国海軍のコリン・ファースの怒りと沈鬱な表情、彼にしかできない演技は悲劇の輪郭をクッキリさせる。最後は史実どおりに生存者は見殺しにされる…。

ただ非人間的・官僚的なロシア海軍の姿は描かれるが、火災が起きている艦に脱出挺を接続させる危険性(殉職者を増やす)は、あまり語られないのはフェアではないと思った。ベッソン関連作なので、仕方ないのは理解してるが…。

この事件がきっかけになり、ロシアは各方面艦隊に救難挺を設置し、潜水艦のデッキごと浮上する装置を開発したとのこと。
20190310鑑賞。昔、H・フォード主演の「K-19」というソ連の原潜ディザスター映画を観たのを思い出した。今回はK-141、原潜クルスクのディザスターである。乗組員、その家族、ロシア海軍、西側諸国の思惑が入り乱れ、時間だけが過ぎていく。亡くなった乗組員の子供らの目が印象的。ともあれ、いいとこのお嬢様レア・セドゥーが、妊婦役とは言えロシアの中年女性並みに肥えていたのには驚いた。演技のためなら天晴れだ。しかし、なぜに今の時代にこの映画を作ったのだろう。リュック・ベッソンがプロデュースで。
まおう

まおうの感想・評価

3.5
2000年に起きたロシアの原子力潜水艦クルスクの事故を映像化した人間ドラマ。未だ謎の多い事件を事故後海底に閉じ込められた生存者達、事故を隠蔽しようとする軍上層部と残された船員の家族達、そして救助に向かう英国海軍の視点からドラマチックかつ大胆に描く。
フランスで鑑賞(音声英語)。

ニュースなどで事件の結末を知っていたとはいえ、観終わった後ズドーン…いや、ずっと、ずどーん…見ていて苦しい映画。目真っ赤で帰宅する羽目になる。ロシアこわい。
トロント国際映画祭にて。

露原子力潜水艦クルスク爆発沈没事故。トマスヴィンターベア監督xプライベートライアン脚本家。リュックベッソンのヨーロッパコーププロデュース。

一刻を争う中、救助の過程での地上とのやりとり等スリリングに、家族の思いも丁寧に描く。
しかし、悲惨だ…ロシアって…って思わずにはいられない。残された家族の心情を察するとつらすぎる。


マテァアスさんは英語作品でロシア系の役続いてるけど、ヴィンターベア監督と組むのは2度目、前回で気に入ったかったからだろうね(仲も良い)。

コリンファースも出てはいるが英国地上組。
潜水艦内の極限状態の中でのクルーの姿と、彼らを待つ家族(マテァアスの奥さん役にレアセドゥ)が主に描かれる感じ。

ドグマの頃とは全く違う作品、語るべき内容がしっかりしていれば言語が何であるかは問題ではないとQAで 言ってましたよ。