このレビューはネタバレを含みます
いつの話かさえ、前情報も何もなく見たので、助かるのか助からないのか揺れながら見た。タイトルに生存者たちとあったので、助かるんだろうなと思ったら助からなくてめちゃくちゃびっくりした。嘘であって欲しかった。
率直に言って、ロシアがクソすぎる。ほんとクソ。クソッタレ。ばか野郎。クソクソ。言葉を重ねても溜飲が下がらない。
画面の作りで、潜水艦に乗るあたりで、画面が広がり、死亡が確定してから、狭まる。この演出意図はなんだろう。普通、狭い潜水艦のシーンを狭めるもんだろうけど、逆。陸は息苦しいってか。
結婚式のシーンで始まり、葬式で終わる。すごいな。
腕時計を売ったおかげで、形見として戻ってくるのが良い。いらんよ、生きて帰ってきて欲しかったよ。
コリン・ファースは最初、米軍だと思ってたら、ロシア海軍の大将が助けを求めてのが英国海軍で、そこで国がわかった。コリン・ファースだもんな、イギリス人だよな。
レア・セドゥも妊婦の奥さん役が良かった。高官に食ってかかったお婆さんに注射を打つシーンがクソすぎる。ロシア最悪。ロシアの好感度は下げつつも、海軍兵士とその家族に同情を寄せる造りになっていて良い。
内部の状況は、証拠からの推測なんだろうけど、潜って点火装取りにいったり、火災が起きたりで面白かった。最後まで核を爆発させないよう頑張った人も良かった。
ロシアの兵器が老朽化されてるというのをこれでもかと描写されていたが、海外の映画でここまで描かれていてロシア下げがすごい。事実なんだろうけど。
ロシアがほんとクソすぎる。
韓国のセウォル号沈没事故も映画化して欲しいな。あの船長と船員の所業は半永久的に教訓として残すべき。