スーパージャイアンツ3作目でカピア編の前編。地球の核兵器排除の為に戦う筈のジャイアンツさんだが、続編で早くも新路線で宇宙人と戦う。
月の裏側にあるという惑星カピアから地球侵略に来た悪の宇宙人が、奇病を流行らせ不快な“ギーの音”を撒き散らす。
対策会議の国会に現れたジャイアンツさんを議員は頼もしそうに迎え入れ共闘を約束。
博士が対抗する為の研究を始める。
前転・バク転を得意とするカピア。シンプルでチープな特殊メイクだが、当時の技術を考えれば随分頑張ってると思う。
石井輝男監督は江戸川乱歩のイメージを盛り込んだそうだが、確かに怪人な感じは乱歩っぽい。
子供達の活躍も少年探偵団からだろうし。
そして、舞踊団のシーン。何故にカピアが舞踊団に化けていたのかはサッパリ意味不明だが、あの暗黒舞踊の様なイメージは正に乱歩的な毒々しさを放ってる。
不思議なダンスシーンも相まり、個性的なクライマックスシーンだ。
博士が拉致され子供達が人質になるシーンで、続くぅの巻！
