マロンミルク

コレットのマロンミルクのレビュー・感想・評価

コレット(2018年製作の映画)
4.2
『メアリーの総て』『天才作家の妻 40年目の真実』に続いて、個人的に上半期の女流作家、ゴーストライターもの三部作、ラストのこの作品鑑賞してきました。

レビューもうひとつかなあと思いましたが、私の好きなタイプの作品でした。

古い時代の風景、衣装、音楽を堪能するのは楽しいです😃🎵当時として斬新かつタブー的なファッションもキーラナイトレイ扮するコレットは着こなし、女性が男性のようなパンツスタイルは逮捕もの。でもコレットは着こなしてました。

『ペンを握るものが歴史を作る』ような時代。
冒頭に名前をあげた作品同様に女性は慎ましく後ろにいてなさい的な籠の中の鳥のように扱われていた時代に、強く自分らしく生きていくコレットを、キーラナイトレイが熱演。パイレーツ〰️の時はおてんばやんちゃ娘的なキーラもすっかり大人になって、こういう作品にと
感慨深いものがあり…(^ω^)

女好きやわ、ギャンブルしたり
見栄を張り奢ったりするクズ夫のゴーストでクロディーヌシリーズをコレットが書き上げるも、評価もお金もあげくには版権まで奪われた、コレット。
クロディーヌを奪われた、コレットは子供を殺されたのと同じと、夫と決別して独りで強く生きることを決意。
解き放たれたコレットが、メアリーや天才作家とはまた違った生き方で、パントマイムを練習して舞台に上がったりする逞しさ‼️

舞台上で女性同士でのキスで暴動が起きたり、露出が高めの衣装で物議をかもしながらも、舞台上で踊るのを止めず、自分の求める生き方を模索したコレット。
ラストのコレットの本の中の文章を引用しながら、舞台上でバン‼️カッコ良かったです(^ω^)

エンドロールで流れる実際のコレットの写真も美人でビックリ👀‼️
また犬好きの私に、黒いフレンチブルを出すのは、パンケーキにさらにメルティーチョコレートをかけるようなものですわ(^ω^)
マロンミルク

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