コレットの作品情報・感想・評価・動画配信

「コレット」に投稿された感想・評価

サーフ

サーフの感想・評価

3.7
フランスの作家、シドニー=ガブリエル・コレットを描いた作品。

男性優位社会の1890年代のパリの中でコレットという女性が自己を確立していくストーリー。

女性は男性の添え物というのが常識だった社会で夫のゴーストライターを行う事で自分の気持ちを外界に伝える事が出来たコレット。本当の自分を知ってほしい為に自分に対して嘘をつかないという姿勢に。1人の女性として生きようとする彼女は逞しく、強い。

同時に感じるのは夫ウィリーの空虚。人々の口の端に上る作品を書いたのは妻のコレットであり、自分自身ではない。ウィリーとして評価はされるが本当の才能は持ち合わせていないという現実。最後の最後まで自分が優位に立っていると思い込んでいる虚しさ。コレットと言う才能に気づき世に知らしめたという功績はあると思うけれど。
air6

air6の感想・評価

-
留学してるときに、ちっちゃい映画館に一人でみに行った映画。完全に英語だけで結構理解できてうれしかった記憶がある。
一人旅

一人旅の感想・評価

4.0
ウォッシュ・ウェストモアランド監督作。

フランスを代表する女性作家:コレットの半生を描いた伝記ドラマ。

アカデミー作品賞『恋の手ほどき』(58)の原作者としても知られるフランスの女性作家:シドニー=ガブリエル・コレット(1873-1954)の半生を映画化した“伝記+女性映画”の佳作で、ヒロインのコレット役には英国人のキーラ・ナイトレイが起用されています。

1892年から1905年のフランスを舞台に、人気作家:ウィリーの妻であるヒロイン:コレットが、夫に依頼されて彼の新作小説の代筆を行い、やがて夫名義で出版された「クロディーヌ」シリーズは社会現象を巻き起こすほどに大ヒットするが―という物語で、実際に小説を執筆したヒロインが日陰の存在となり、一方の夫は妻の努力と才能のお陰で偽りの名声と富を得ていくという不均衡な夫婦関係の変容が焦点となります。

本作は、女性が男性によって精神的に支配されていた19世紀末から20世紀初頭にかけてのフランスを舞台にした作品であり、社会の常識に挑んだコレットの勇敢な生き様に“女性の男性からの自立と社会進出”を象徴させています。女性は男性に付き従うべき存在で、女性が男性を差し置いて社会の表舞台で活躍することが許されなかった男尊女卑の時代において、作家としての才能を開花させていくコレットの、保守的な夫による支配からの脱却と社会という表舞台への初飛翔までの道のりを丹念に描き出しています。また、浮気性の夫との愛情の揺らぎやコレット自身の同性愛嗜好といった知られざる素性と私生活も一部エロティックに描かれていますし、小説「クロディーヌ」から生まれた数々の派生商品(石鹸等)が当時のフランス人女性達の間で大流行していたことも興味深く映し出されています。

主演のキーラ・ナイトレイが芯の通ったヒロイン:コレットを(もちろん仏語ではなくイギリス英語で)好演していますし、彼女を自分の型に嵌め込もうとする“だめんず夫”を妙演したドミニク・ウェストと好対照を成しています。
作家の生き様

強くて繊細、上品なのに単刀直入、控えめなのに勇敢、そんな人に初めて会った。
CB

CBの感想・評価

4.5
まっさらなノートを開き、折り目をつけるあの瞬間、私は今、ここになんだって書けるんだと思う。絵を描いてもいいし、好きなもののリストを書いてもいい。人生を書き出したっていい。自由に伸びやかに、紙にペンを滑らせて、生きた証を残す時、私はしがらみから解き放たれ、別の世界へ飛び立ったような気持ちになる。

ある種の人は、書くことで人生を乗り越えていく。彼らは呼吸するようにごく自然にそれをやってのけるくせに、呼吸と同じようにそれをせずにはいられないのだ。言語を篩にかけて創造を形に残す。類まれなる芸術を生み出す。

小説家もダンサーも、何もかも、生まれ持った才能の結晶なのかもしれない。運命、と言ってしまうと陳腐だけれど、与えられた資格なのかもしれない。資格を使うかどうかは、もちろんその人次第だけれど。
natti

nattiの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

見よう見ようと思ってようやく
別れのシーン 息が止まってつらかったーーー キーラは綺麗すぎるんじゃ?と思ったけど本人もめっちゃ美人ね
楽しい人生だった 早く気づけばよかった
の言葉に泣いた
意外とウィリーとの関係性好きだなと思ったけどまあクズよね👼
いろんなこと考えたーーー今見るものでした
もっと評価されるべき映画では?とちょっとなってしまった、とてもよかった
全く同性愛がドラマティックでなくていいし、とても生き生きとした1人の人間の人生を垣間見れる2時間 私は今結構こういう映画が見たいかも
フランス文學界で最も著名な作家の一人シドニー=ガブリエル・コレットさんが文筆業のウィリーと結婚し,「クロディーヌ」シリーズを執筆,そして離婚するまでを描いた作品.ボン・ソワール,三遊亭呼延灼です.とはいえ,あいにくわたくしこの方存じませんでした.これといった接点もございませんし(今のはコレットとこれとをかけたギャグですね,或人社長).
フランス人なのに皆さん英語で会話し,コレットに至ってはフランス語を書きながら英語で読み返すというスゴ技を披露して,若干醒めてしまうのは勘弁してあげましょう.エレノア・トムリンソンさんを知らしめた功績がございますので.
夏に観た「モーガン婦人の秘密」でのキーラ・ナイトレイは鶏ガラみたいでカスッカスと批判いたしましたが,本作のキーラさんはとてもキラキラと光っておられました.キーラだけにねっ(今のはキラキラとキーラとキーラ・ナイトレイさんの3つをかけたギャグですね,或人社長)!ミッシーに感化されたコレットさんがスーツ姿で登場したときは,軽くどよめいたほどです(当然ながらその夜はかれんさんにスーツ着てもらいましたとさっ).
作品からは夫に抑圧されたコレットさんという印象を受けますが,視聴後色々調べてみると実際は性を含め奔放な生き様だった模様です.さらには,エンディングの紹介文だとミッシーさんと一生添い遂げた風でしたが,別の男性と結婚し子供ももうけております.さらにいうとウィリーさんとの離婚後も創作は続けており,むしろより活発になっているじゃあ,あーりませんか(チャーリー浜師匠のご冥福をお祈りします).
イメージでいうと吾峠呼世晴さんは鬼滅凄かったけど,実はその後の創作物多かったと言えばイメージできましょうか.実際の吾峠呼世晴さんは鬼滅後筆をやすまれておられますが,「クロディーヌ」ブームは鬼滅ブームを連想させますし男性名のペンネームってあたりも,そうでございましょう.
でそのコレットさん.女性もいける口で,おかげでエレノア・トムリンソンの外の人ジョルジーさんとの逢瀬は大変堪能いたしましたが,ジョルジーさんの立場からすればあれは夫婦丼という解釈でよろしゅうございましょうか.羨ましいかぎりでございます.エッ,オマエさんとこもスワッピングしてみろですって?バカいっちゃダメですよ.あたしゃ鬼のようなヤキモチ焼きなんですから,かれんさんが他の人たとえそれが女性でも,に抱かれるなんで絶対に許しませんからね・・・えっアンジェラ芽衣さんだったらですって・・・・・・・・・・・・悩む!!!
Monica

Monicaの感想・評価

2.8
「自立する女」像に焦点を当てすぎた感があったけど、ベルエポックのフランスさいこう〜となった クロディーヌと同じようなワンピース欲しくなって買った 早朝の新宿武蔵野館で観たら、まわりおばあちゃんたちしかいなかったという思い出…
才能あるのは男性、と妄信される社会で自我を貫く精神力には敬服する。
生き様すべてが肯定されるわけではないけど、オードリー ・ヘップバーンを見出してくれたことには感謝。
>|

あなたにおすすめの記事