千紗

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦の千紗のレビュー・感想・評価

-
原題はハイドリヒ暗殺計画の名前らしい。もっとシンプルな邦題なら広告画もスタイリッシュになったんじゃないか…。

キリアン・マーフィーがイケメンという触れ込みのエッセイを読んだので鑑賞。
 後年のナチス告発ものを見ることが多かったので、勝手に予想していたものと大きく違って意表をつかれたこともあり、かなりスリリングな気持ちで鑑賞できました…(手汗)。錯綜する不明瞭な情報と限られた手札と焦る気持ちと、戦闘が派手なシーンもそうじゃないシーンも緊張感でたぶん頻脈になってたし、主人公たちのリアルな現場判断とか計画にヒヤヒヤしてたぶん腸内細菌がざわついてたと思う。尋問場面も生き残るほど酷いっていう容赦のなさ極まってる…。
 正義感からの行動によって、報復が報復を生むことを身をもって味わうことの辛さ、って書くとかなりチープな表現になってしまうけど全体的な感想としてはこれかな…。

事実については全然知らないけど、最後の籠城戦が進むにつれて絶命回避ルートがないことに私自身が混乱してきちゃって撮影方法と予算のことばっかり考えてた。
千紗

千紗